飛鳥の止り木
飛鳥の止り木は、比呂がアニメ・漫画・ゲーム・ドラマ・スポーツなどなど幅広いジャンルで毒や砂を吐く戯言日記です
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今回は実写2連発

黒川さんのブログで失速する作品、もとい期待に大きく背かずに最後までいってくれる作品のありがたさについて話している際にロミジュリの話題が出たのですが私はロミジュリの存在をすっかり忘れていました。
というのも私の中で『絶対いつか失速する』と確信めいた思いがあったからです。
じゃあロミジュリに期待してなかったのかと聞かれれば決してそうではなく、初期のデキで最後までいって欲しいと期待していたのは本当です。


ただそれ以上にシリーズ構成である吉田玲子に対する不安の方が大きかった。
恋愛だけならいざ知らず、戦争(憎しみの連鎖)だ、ファンタジー要素だ、と詰め込みすぎては玲子女史の力量で捌ききれるわけがありません。


しかし構成・吉田玲子の“立て直せなさ”は酷いなぁ…
一度、歯車が狂いだすと良かった頃、もしくはそれに近いレベルまで戻せたのを見た事がない。
キャンバス2から始まり彩雲国物語、金色のコルダ、そして今回のロミジュリの計4作品。
論外の獣王星やムシウタ、最初から低空(中空?)飛行のDグレも含めて、良い所がありません。
玲子の書く脚本は決して悪くないだけに、シリーズ構成としての実力不足が余計に目立つのが皮肉というかなんというか…
代表作の“マリみて”ではどうなのか気になる所ではあるんですが基本的に百合はあまり好きじゃないからなぁ(^^;)


今日のレビューは
『魔法先生ネギま(実写)』『キューティハニーTHE LIVE』
以上の2つです。

 


【魔法先生ネギま(実写)】
えーっと、どこからつっこむ触れるべきか悩みます。


声優つれて来い


にするか、はたまた


キャスティング酷すぎだろ、常識的に考えて・・・


にすべきか、これまた


深夜ドラマでもパンチラ(パンモロ)はダメなのか?


とか、それとも


荒川の脚本が酷い件


いやいや


演出があまりにもお粗末


などなど沢山ありますが順にやっていこうかと。


【声優をつれて来い】
これは決してネットで言われているような声優をそのまま役者として使えという事ではないので悪しからずw
…でも、その方がどういう層を狙ってるか分かりやすいんですが。


話を戻しますと、これはぶっちゃけ“ネタ”です。

役者の演技が酷すぎる→なら洋画の吹き替え(特撮物の変身時の方が近いかな?)のように声優に声をあてさせたらマシになるんじゃね?

という実に安易な発想からきてますんでw


でもこうした方がネタ的にも演技力的にも良かったと思うのは私の気のせいではないだろうなぁw


【キャスティングが酷い】
最初から期待はしてませんでしたよ。二次元→三次元ってだけで既に半分以上地雷ですしw
だからこそ演技力についてはあえて言及しませんがキャラのイメージに近づける努力はして欲しい。
酷いのは幾つかあるんですが最たる例は、いいんちょこと雪広あやかですね。原作だとお嬢様設定なんですがあれじゃキャバ嬢です。
いいんちょは何気にメイン級なだけに余計に痛い(話の進め方にもよりますがメインヒロインである明日菜の親友で、かつラブコメパートでは中心的存在ですから)


ちなみに個人的にいただけなかったのは村上夏美。
役者の(容姿の)スペック高すぎです(オイ)
夏美は化物じみたスペックを持つ同級生の中にあって良くも悪くも平凡、というキャラなので地味(平凡)なのは一種のアイデンティティーと言っても過言ではないくらいです。
ですから演じる役者のスペックが高いと全て台無し。
まぁ小太郎が出てこない限り夏美は脇役中の脇役、そして小太郎は十中八九出てこないんで別に問題ないんですけどね(^^;)


【深夜ドラマでもパンチラはNG?】
ネギまといったらパンチラ、パンチラといったらネギまというぐらい重要(?)なんですがパッと見たのでは微妙な感じでした。
別に本来ならパンチラがあろうとなかろうとどうでもいいのですが、“くまぱん”の件が話の流れとして非常に分かりづらく、また無理があったので何か規制でもあったのかなと。


…と言ってはみたものの99%以上の、限りなく100に近い確率で役者サイドからのNGと考えるのが妥当でしょうね(==;)
見せパン(?)とかで何とでも出来ただろうに。
パンツ見せるぐらいしか能がないくせに


【荒川の脚本】
今回のメインディッシュ(何)です。
荒川といえばネットでは『アイドル(萌え)ヲタ』として有名ですが正直そっち方面ではセンスないのでは?
確かボウケンジャーの時も桃がアイドルやるような話を書いてましたが、現在ハエを演じている彰が演じた怪獣にもっていかれてましたから。


話をネギまに戻しますと1話を見たところ基本的に原作通りにやりつつ改変も加えるという感じなのですが正直、ただの改悪です。
1番酷いのは(明日菜への)魔法バレの改悪でしょう。
原作では階段から落ちそうな生徒(のどか)を助けたが故にバレたという流れなんですがドラマでは動物になっています。
この結果、最初の魔法バレというオイシイ場面が軽くなってしまうんですよ(生徒を助けるのと動物を助けるのでは緊急性に雲泥の差があるので)
それにこの場面はのどかとの所謂フラグ立ても兼ねていた事もあり迂闊にイジるべきではなかったと思いますね。


他にはキャラの劣化も目立ちますね。
特にメインヒロインである明日菜の劣化っぷりは凄まじく今後どうなるか予想がつきません(もちろん悪い意味でw)
というのも今回やった展開(内容)は本来ならば明日菜とネギがパートナーとしての始まりの一歩を踏み出す回なわけで要は相互理解の回なんですよ。
にも関わらずドラマでは明日菜はネギの目標すら知らない有様。もちろん次回以降の展開で知る可能性もありますがわざわざ後に回す必要性はなく、それどころか話を無駄に分かりにくくしただけです。
それに目標を知らないから明日菜の見せ場も必然的に改悪されるんですよね。
原作では、ネギの事を認めた明日菜は同じ部屋に寝泊りする事を認めた上で「あんたなら目標達成できる」的な台詞があります。
この流れがあるからこそ明日菜のいわゆるツンデレ的な魅力を感じるのにドラマの方は先述したように目標を知らないのでこの流れ、特に後半の台詞を使えないんです。
だから階段のシーンでお茶を濁して誤魔化すしかないわけで…


あぁ魅力といえば惚れ薬エピの改悪も酷いです。
原作もドラマと同じように明日菜がネギに無理やり飲ませるんですが騒動をみて罪悪感を感じた明日菜はちゃんと助けに行くわけです。
これも明日菜のいわゆるツンデレ的な魅力を(ry
このエピは地味にのどかも改悪されてるし、ホント良い所なしです。
というか話全体の流れを考えれば惚れ薬エピは今回の話に必要ない。


【演出がお粗末】
もっとも酷かったのが演出でしょう。
魔法シーンの子供だましな演出は、予算の問題などで仕方ないにしても全体的にお粗末すぎる。
ラブコメなのに全然コメディ感がなかったり、カメラワークが奇をてらいすぎて見づらかったりと正直プロの仕事とは思えない。
それでなくても役者が大根ばかりの時点で既に学芸会な匂いがプンプンしてるのに、本来なら演技をフォローしなければいけない演出も素人くさいようでは救いようがないです。
監督の金田は牙狼にも監督として参加していたようですが今回の仕事ぶりを見る限りでは信じられませんね。


 


【魔法先生ネギま(実写)総評】
どういう作品にしたいのか全く伝わってこない。
魔法関連に力を入れてるわけでもなく、ラブコメ方面に力を入れてるわけでもない。
キャラ単位で見た場合も明日菜をメインとして扱いつつも肝心要の魅力をお世辞にも描写できてるとは言えない。
正直、脚本がここまで酷いとは予想してなかったのでショックです。
腐っても鯛というか一応、荒川を起用してるわけですから脚本面はまぁそこそこいけるだろうと。
でも私の考えが甘かったです。少し考えれば分かった事で、ネギまは“あの”大河内ですらダークサイドに墜ちたんですから。


とにかくこのデキが続くようだと原作との比較云々以前の問題で、ネギま史上最速での黒歴史化は必至では?
アニメだと声優目当てが見込めるけど実写の場合はそれ(役者目当て)も厳しいだろうし。


ちなみに私は当面(ネタになる範囲でおさまってる間)は見続けますが一銭たりとも使う気はありませんw


ネタ寄りのレビューにするつもりが気付いたら真面目寄りのレビューになってて、やってる私自身が1番驚いたのは秘密w(オイ)


 



【キューティハニー】
あの井上敏樹がシリーズ構成を担当するという事で楽しみにしていたのですが関西でも第1話を見る事ができました。


さすが井上、きっちり仕上げてくるなぁ(*´Д`)


というのが率直な感想ですね。
無駄なサービスシーンやサムいコメディ風味な戦闘パート(主にハニーの)を含めてもちゃんと面白いものに仕上げてくる。
マイナスを補っても余りあるプラスを書けるのは“さすが”の一言に尽きるかと。


しかし、この作品って井上以外が脚本書いたらジ・エンドでは?
先述したマイナス部分はなにげにデカいですからね。脚本での補正がなくなれば一気にダラけても不思議じゃないですよ。
そういう意味では井上以外のライターが書いた回は注目です。
…と言ってみたものの井上インタを見る限りでは殆ど井上が書いてるようなので大勢には影響ないでしょう。
それに仮にサブが書いた回が糞でも黒歴史にすりゃすむ話ですしね。それこそ電王の米村回のように(ry


【キューテイハニー総評】
個人的な感想としては実に期待が持てそうです。
今期はアニメがイマイチというか、いわゆるエースになれそうな存在が見当たらないだけに井上敏樹への期待感は否が応でも高まってしまいます。

大作部門のエース候補、シャナⅡは悪くはないけど地雷臭というか火種が燻ってる感があって、ラブコメ部門のエース候補筆頭のキミキスは掴みの第1話で既にやっちゃった感があるのが現実ですから(つД`)


レビューというか客観的な見方をした場合だとこんな感じですかね↓
物語の掴みは悪くなく面白くなりそうな素質・センスも感じられる。ただダメな点もあるので総監督・横山、シリーズ構成・井上など主要スタッフの働き次第で良作にも駄作にもなるだろう。


 



というわけで実写ものレビュー2連発でした。
しかしまぁスタッフによってここまでデキに差がでるとは…
正しく格差社会ですね!(笑)

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テーマ:特撮ヒーロー - ジャンル:テレビ・ラジオ

コメント
この記事へのコメント
凄い、真面目にネギまをレビューしているw
うわ…比呂さんが真面目に評価すると、私が「ダメだこれ…orz」の一行で斬った実写ネギまはここまで書く事があるのか…
要約すると「ダメだこれ…orz」で良いかなと思いますが(^_^A
これは、私が「色々ダメだこれ!Σ(=ロ=; 」+4行で済ませた「ウルトラセブンX」を比呂さんがレビューするとどうなるのか気になりますなw

ハニーはハニーの根本的なキャラはともかく、そのキャラを表現する為のアクションが無駄に良かったですねぇ…
と言うか、主人公以外は良かった(速見はまだ許容範囲)。

吉田玲子が構成をやると駄目になるのは何故なんですかねぇ?
計画的に話を書くと言う事ができない人なんだろうか?
途中で崩れた後立て直したのは「カレイドスター 新たなる翼」ぐらいですかね?
無印カレイドスターは良いテンションのまま最後まで行ったし、全部が全部駄目と言うわけではないのですが。
2007/10/08(月) 22:24:17 | URL | 黒川 #90LdKUd6[ 編集]
Re:黒川さん
>ネギま
当初はネタっぽくやりつつ要所では毒を吐くスタイルでやろうと思っていたのですが原作を読み返したりしているうちに気付いたらマジになってましたw

>ウルトラセブンX
黒川さんがボロクソに言っていたのが頭にあったので、見始めて5分で『面白くなる事はないな』と見切っちゃいましたw
黒川さんの期待に応える為に最後まで見れば良かった(笑)

>キューティハニー
アクションは良かったですよね。
1話はえてしてクオリティが高いので2話以降どうなるか注目です。

>吉田玲子
何故なんでしょうかね?
インタなどを見た事がないので何とも言えないのですが計画的に話を書くのが上手いタイプではない事は確かでしょうね。
それこそカレイドスターは監督である佐藤順一が原作(原案)も担当してますし。

玲子女史のインタを読んでみたいなぁ。
インタを読めばある程度の方向性やタイプは見えてくるんで。
2007/10/09(火) 21:10:54 | URL | 比呂飛鳥 #iDmr169I[ 編集]
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2007/10/09(火) 05:48:18 | アニメ シリーズの思い入れ
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