飛鳥の止り木
飛鳥の止り木は、比呂がアニメ・漫画・ゲーム・ドラマ・スポーツなどなど幅広いジャンルで毒や砂を吐く戯言日記です
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
さすがサンテレビ! そこに痺れるっ!憧れるっ!

例の“斧事件”のせいで他局が『ひぐらし2期』の放送を見合わせる中、サンテレビ(と他数局)は勇敢にも通常通り放映しました。
こちらを読んで頂いたら分かるように元来サンテレビはアニメに関しては無謀チャレンジャーですから、ひぐらし通常放送も当然のなりゆきと言えるのかもしれません。
プロ野球の完全中継(試合終了まで)の件といい時代の流れに反逆する、正しくトリーズナーですね(笑)


ですからプロ野球ヲタ兼アニヲタの私はサンテレビに足を向けて寝られません。リリカルなのはStSを放送しなかったのはご愛嬌ですw



今日のレビューは
『アイドルマスターゼノグラシア(通称アニマス)』です。

 


【アイドルマスターゼノグラシア】
最終回を見終わった後に私が感じたのは『なんだかんだいって面白かった』でした。確かにかなり期待ハズレなデキでしたしダメな点を挙げ出したらキリがありません。
でもテーマのひとつ(というよりメイン?)である人とidolの心の交流という点に関しては合格点をあげられると思います。
特に春香と淫ベル(誤字じゃないw)、伊織とネーブラの2組は迷走するアニマスの中で唯一の光といっても問題ないでしょう。


【春香と淫ベル】
私は彼らを伊織ネーブラ組も含めて、迷走するアニマス唯一の光と評しましたがその反面、アニマスが迷走した原因のひとつであった事も事実です。


春香と淫ベルはいわゆる異種恋愛を作品全体を通して書いてきたわけなんですが色々と詰めが甘い(特にidolサイドは設定でも実際の描写でも目立ちました)
最たる例があの“盗撮”で、ドン引きした人もかなり多かったのでは?(私は好きでしたがw)


『人とロボの恋愛』というテーマの難しさを考えれば凝りすぎるほど凝りすぎて困るという事はないんですから、もっと丁寧にすべきでした。


…とまぁダメな点も少なからずあったのですが、盗撮描写がツボにくるような私ですから(笑)個人的な感想という意味では満足してます。
だから最終回の『彼氏』宣言とか『ダイスキ』とかツボにハマりまくりw
他にも整備班の女の子達の淫ベル評も面白くて、


『きっとオマケで地球も助けてくれる』


にはマジで吹きましたw
なんというかものすごく淫ベルらしくて作ってる側(スタッフ)もちゃんと分かってるんだなと。
それに私自身どうしても「地球のため」「人類のため」的なのが好きになれないのもあって好印象でした。
しかし淫ベルは典型的な「終わりよければ~」でした。狙ってやった事ならば評価するんですが、作品のデキを考えれば偶然の産物でしょうね。


とまぁ最終回単体では高く評価しているのですが気になった点が1つ。最後の春香のリボンが何故、黄色?
あそこは淫ベルと分け合った一種の形見であるピンクのリボンを髪型変えてでも身につけさせるべきでは?
ちょっと理解に苦しみます。


【伊織とネーブラ】
こちらはいわゆる対比、つまり主人公カプ(?)である春香・インベルの対となるコンビなんですが正しく文字通り、対照的でした。
最終回の扱いはぶっちゃけ悪いんですが(何故か真と同格扱いだし)描写の積み重ね、流れという意味ではこちらの方が圧倒的に良かったです。
春香インベル組がグダグダだった時、伊織ネーブラ組が主人公コンビだったらと何度、思った事か。
伊織の、ネーブラに最初はセカンド(二番手)扱いされてたのに努力して本命に上り詰めた姿は正しく主人公ですよ。


まぁ伊織(とネーブラ)が主人公に相応しいかどうかはともかくとしても作品が苦しい時に彼らの存在が救いになったのは事実です。というか彼らがいなかったらアイマスはどこまで落ちていったか。




* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *



ホメるのはここまでにして、作品全体の反省会(何)に移ろうと思うのですが今回は“シリーズ構成”と“古里P”の2点を中心に進めます。


【シリーズ構成・花田の責任】
最終的にあそこまで立て直したのは流石というべきでしょう。
ですが全体を見た場合は正直、擁護のしようがありません。
まずはペース配分。終盤きつくなって駆け足になっても許されるのは最初からちゃんと必要な描写をしてる場合だけ。序盤から中盤にかけて妙にスローペースだったのに後半駆け足、では典型的なペース配分ミスです。


キャラの扱い方にも問題ありです。
真をラストになってメイン扱いするなら最初からちゃんと描写しておくべきだしカラスもゴミ同然の扱いにするなら最初から黒幕っぽくする必要もない。
あずさも尺をもっと削っても何ら問題ないでしょう(特に両親関連)
やよいは優遇されすぎ。友人 兼 一般人(idol関係者じゃない)という事で扱いやすかったんでしょうけど必要以上に出張りすぎです。


あとは、やはり設定でしょうね。
私は極端な話「キャラさえしっかりしていれば設定はどうでもいい」な人間なので気にならないのですがオタクという人種はやけに設定に拘るようですから核となる部分だけでもしっかりさせておくべきでした(ただこれを花田だけの責任にするのは酷ですが)


【古里尚丈プロデューサー】
あの舞-HiMEシリーズのPという事で私も非常に高く評価しており、またアニマスへの期待度の高さはこの人が居たからと言っても過言じゃない程です(本来プロデューサーというのは某竹Pのような例外を除くと注目する事は少ないのですが舞シリーズでのインタビュー記事を読んでいて古里Pには愛着(?)がありますし)
だからこそ─あえて言いますが─アニマスの失敗はショックでした。
もちろんどこまでが古里Pの責任なのかは部外者である我々には窺い知る事は出来ませんがプロデューサーという役職についている以上、何の責任もないという事はありえません。


でも私という個人はやっぱり古里に期待しちゃうんですよ。
だからこそ違う脚本家と組んだらどうなるのか(というより吉野じゃなきゃダメなのか)というのは気になる所なんですが…汚名返上のチャンスはあるんでしょうか?(※子供向けアニメではなくいわゆるオタク向けの深夜アニメに関する話です)




【総評】
期待ハズレでダメな点も非常に多いけど最後に一矢を報いる事は出来た、といった所でしょうか。
個人的な感想はともかくとして、作品のデキを擁護する事が非常に難しい、いわゆる失敗作だったのは事実なわけですから古里P以下スタッフの方々には反省すべき点はしっかりと反省してもらって、また次回面白い作品を作って貰いたいです。


吉野カムバーック!(結局そこにもっていくのか)





というわけで久しぶりの更新です。
皆さんも「作品のデキは決して褒められるものじゃないけど個人的な好み、ツボにハマる作品」というのは経験した事があると思いますが私にとってアニマスは正しくそれでした。
アニマスが最初からB級アニメならばそれもアリだったのですが残念ながらアニマスは売れる、つまり万人にウケる作品を目指したわけで、そういう意味でも失敗作と言わざるをえません。
でも結果はどうあれ今まで頑張ってきたスタッフの皆さんには『お疲れ様』と言いたいです。

スポンサーサイト

テーマ:アイドルマスター XENOGLOSSIA - ジャンル:アニメ・コミック

コメント
この記事へのコメント
アイマスは…
いやぁ… アイドルマスターは途中リタイアしちゃったんですよねぇ(^_^A
「舞-乙HiMEZにスタッフ取られてるんだろうか?」とか思ったりしましたよ…速攻で次回作が決まってますし、あっちは安定感あるなぁ。

> ひぐらし
東海テレビが放送休止したにも拘らず、放送を続けるサンテレビ他の局は偉い。
U系の強みかなぁ…
というか、ようつべで問題のムーブ!見ましたが、テロ朝は本当にアニメ嫌いなんだなぁ…テロ朝が用意したアニメ叩きのフリップに、コメンテイターも「オイオイ…(--;」って感じだったのは笑いました。
2007/10/03(水) 22:22:04 | URL | 黒川 #90LdKUd6[ 編集]
Re:黒川さん
>アイマス
レビューでは一応、褒めていますが、かくいう私も中盤はかなり見放してましたからねぇ…
“吉野が脚本を書くかもしれない”という一縷の望みと声優目当てだけで持ち堪えてましたから。
黒川さんが見切るのも当然ですよ。

>舞乙シリーズ
レビューではあえて触れなかったんですがその舞乙の方も実は暗雲たちこめてるんですよねぇorz

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20071003/bandai2.htm

これを見て頂いたら分かると思いますが種死じみた総集編の発売に始まり、久行のオナニー全・開☆になりそうなシフル(久行のレナ好きは有名なので)と、ファンを絶望へと叩き落してくれました(つД`)

百歩、いや千歩ゆずって総集編はアイマスの穴埋めの為に仕方ないとしても、シフルは酷いですよ。せめて吉野だけでも参加していれば話は違ったんですが…

>ひぐらし、もといムーブ
ムーブは元々過激な、言ってしまえば針小棒大な報道が多かったですからねぇ。今回の騒動を初めて知った時も驚きはなく『ムーブならやってもおかしくないな』と思いましたからw
特にマスコミが大好きな、お役所や政治家に会社や組織などの不祥事の時なんか水を得た魚のように過激な報道をしてますからね。
今回のひぐらしのようにアニメ、ゲームといった一般的に市民権を得ていない分野だからこそ“暴走”して過激報道の酷さが表面化したんだと思います。

私はもともとマスコミ(とそれに簡単に踊らされる人々)に決して良い感情は持っていませんでしたが今回の件で疑念が更に強まり残念です。
2007/10/05(金) 05:25:22 | URL | 比呂飛鳥 #iDmr169I[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://hiroaska.blog62.fc2.com/tb.php/65-61e8fb52
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
サンテレビでひぐらし視聴。なんか安心した。サンテレビでひぐらし視聴。なんか安心した。 さすがサンテレビ! そこに痺れるっ!憧れるっ!例の“斧事件”のせいで他局が『ひぐらし2期』の放送を見合わせる中、サンテレビ(と他数局)は勇敢にも通常通り放映しました。 ?...
2007/11/15(木) 13:42:39 | テレビを愛しています
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。